あるあるいーと

噺家あるある　61 ケータリングにコーラの1.5Lペットボトルが高確率であるのは、上方の某師匠に原因があると言っても過言ではない。

噺家あるある　60 ケータリングのお菓子は、ハッピーターンとカントリーマアムの出現率が高い。 『ばかうけ』というおかきは、ウケた時は気分良く食べられるが、スベった時は「当てつけか？」と悪い方に取ってしまうことがある。

噺家あるある　59 落語家は東西で約900人。そのほとんどが東京と大阪にしか生息しない超希少種なのに、さほど大事にしてもらえない。

噺家あるある　58 「ご飯食べていけるの？」とあわれんでくれるお客さんにはよく出会うが、「めんどうを見てあげる」という次のステージに上がってくれる人は、まずいない。

噺家あるある　57 落語会のチラシを持ち歩くので、紙の重みを誰よりも理解している。

噺家あるある　56 飲み屋で『○○（有名師匠）は、俺が育てた』と得意げに言うてるおじさんの顔は、とてもやないが人を育てるような顔をしていない。

噺家あるある　55 人のギャグを無断で使うのは御法度だが、自分が初めて思いついたのか、人のを聞いて思いついたのか、自分でもよくわからない時がある。

噺家あるある　54 入門時は誰が先輩なのか師匠なのかもよくわからないので、どこの誰だかわからない一般人のおじさんにも丁寧に挨拶し自己紹介してしまう。

噺家あるある　53 高座と客席の一列目の距離は笑いの量に相関する。 近いと笑いやすく、遠いと笑いにくい。

噺家あるある　52 テレビの落語でカメラがスイッチする時は、その間をカットされている事が多い。かなり上手につなげているので同業者ぐらいしか気づかない。

噺家あるある　51 長年続けている勉強会にゲストを呼ぶと、ゲストは十八番のネタをやるが、こちらはネタ下ろしの様な危ういネタをするので、負け戦になることが多い。

噺家あるある　50 『落語、見たことあります。中学校の体育館で芸術鑑賞会で見ました』という人は多いが、落語家の名前は99%覚えられていない。

噺家あるある 49 楽屋見舞いに日本酒を貰う

噺家あるある　48 ついていないと思っていた落語を進めるうちに、意外な所でついていて、やりながら『まじか！！』と焦る。

噺家あるある　47 ネタ出しした落語を、会の当日に『なんで、こんなネタ出してんねん。バカ、バカ、バカ。あの時の俺のバカ！』と後悔する。

噺家あるある　46 講演会形式の仕事で呼ばれると、垂れ幕やパンフレットに書くためか『当日の演目は何というネタでしょうか？』とよく聞かれるが、決めていないので何とも言いようがない。

噺家あるある　45 『このネタは誰に教わったんですか？』と、お客さんに聞かれる

噺家あるある　44 出番前にそれぞれ独特のルーティンがある

噺家あるある　43 そんなに面白くない出来事でも『あんた、これ落語になるやん』と言われる。

噺家あるある　42 お釣りが多い時にカウントしていると、『今、何ドキだい？』とお客さんに言われる。